2014/03/07 (Fri) ヤンエロ。

今さらですが、「ヤンエロ～愛するが故に～」買いました。

ずっと気になってたんですが公式通販が完売したと聞いて。
気になったまま手に入らなくなったら後悔するだろうなーと思い、店頭で見かけた時に購入。
（※公式通販の再販が決定したそうですね！おめでとうございます！）
そういえば裏名義のＣＤ買うのは初めてだな。
裏名は知らなかったのですが、サンプルボイスを聴いて「この人か！」と。
「病み」に興味半分、中の人に惹かれ半分で買いましたｗ

内容は楽しかったです！
普段ヤミもエロもあんまり聴かないので新鮮でした(･ω･*)

公式サイトで公開されている“主人公と付き合う以前のキャラ（ナオ）のブログ”を読んでから聴きました。
ＣＤのスタートが告白からなのですが、ブログで主人公に惹かれいく様子が書かれているので物語に入りやすいです。

始まりはサークルの呑み会の帰りに告白して主人公と付き合うことになるところから。
「こういうの初めてだから」と戸惑いながらの告白から始まるピュア甘っぷり。
バレンタインにドライブに行ったり、ホワイトデーにペアの腕時計と合鍵をもらったり。
ホワイトデーのときに初めて「好き」だと言ってくれたのは嬉しくて好きなシーンです(´ω｀*)
（「付き合って」とは言ったけど「好き」とは言ってなかったナオさん）
主人公も「好き」と言われたことに驚く描写があったりして、感情移入しやすいというか、好感持てる主人公で聴きやすい。
このあたりまでは結構普通に幸せなのですが、次あたりから少し病んでいく要素が出てくる感じ。
バイト先にきてちょっと過保護な発言（「スカートが短い」とか、「帰りは送る」とか）をしてみたり。
家で帰りを待つ間に寝ちゃった彼女に、本当に自分のことが好きなのか、自分ばっかりが彼女のことを思ってるんじゃないかということを言ってみたり。
ここはちょっと落としたトーンの声にＢＧＭも相まって怖かったですね・・・(゜ω゜;;)
病んでるっていうよりは彼女が本当に自分を好きなのか不安になってる感じ。
次のシーンの温泉旅行に行くところはまた甘幸せ系でした(´ω｀*)
でも、彼女が寂しさを紛らわすためにバイトの時間を増やしていると知ったときの嬉しそうな声はちょっと危ないものを感じましたけどｗ
その嬉しそうな声（お芝居）が好きだったりするんですが。
からの、「ヤンエロ」のエロ部分ですね←
声とセリフと効果音のトリプルの破壊力がすごかったです・・・！

後半です。
ストーカーにあっている気がするという主人公に一緒に住もうと持ちかけるナオ。
バイトは辞める手続きしておいたと言ったり、主人公しか知らないようなことを話したり。
主人公が感じてたストーカーはおそらくナオだったんですね・・・。
逃げようとすると睡眠薬を飲まされ、起きたときには鎖で繋がれていて、完全に病みモードです。
ナオのことを拒否すると「どうして」と声を荒げられるのが怖かったです。
ラストはクリスマスイブ、相変わらず監禁されてる主人公。
主人公を死なす気はなんだろうけど、水を与えるのにおねだりさせたり、生命維持的な問題でもナオがいないと生きられないような状態にあるんだろうな。
皇帝さんの「おねだり」の言い方が好きです(･ω･*)
そんな状態にありつつも、主人公はまだギリギリ自分の意思があるのか少し抵抗？するのですが、それに対してのナオがもう何回か聴いてると切なくなってくる。
「どんどん君が遠くなる」っていうのが、もう、どうしてこうすれ違っちゃったんだろうってなるね。
最後にクリスマスは神様が生まれた・・・って話をするんですが、神なんか関係ない、自分は地獄におちる存在だって言ってるあたり病んでる自覚は少なからずあるのかな。
前半でも後半でもそういうシーンで「僕だけを見て」的なこと言っていたような気がするんですが、これは偶然なのか、それともナオの一番根底にある本音だったのか(･ω･)


ヤンデレ楽しいですね。
あんまり聴いたことなかったんですが、常軌を逸した行動を起こされつつ、それでも愛されてるっていうのが不思議というか、変に心地いいというか、楽しかったです(´ω｀*)