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徒然なる朧月夜

アニメ・漫画・舞台・ラジオなど、趣味について気まぐれ更新。

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舞台「下天の華」、見てきました!!

キタムラさん×ネオロマ和モノと言われては行かないわけにはいきません(笑)

原作プレイ、入っている知識は「戦国時代で主人公ちゃんが忍び」ってことだけ。
それ以外のストーリーだったり主人公の能力だったりの知識はゼロの状態だったのですが、そこまで特殊設定も多くないし、史実ベースだったのでお話はわかりやすかったです。
キタムラさんもいつも通り原作知らない人にもわかるようにってお話を作ってくれるので(´ω`*)

ホント楽しかったー!
勢いでDVDも予約してきちゃいましたよ(笑)

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まずはあらすじから。
主人公は変化の術が得意な伊賀の忍び・ほたる。
明智光秀からの依頼により光秀の妹「桔梗」として城に入り、織田信長の警護をすることに。
城にいる者たちは表向きは信長の天下統一を望んでるようだが、心の内では信長の暗殺を考えている者もいるようで・・・。
黒幕は一体誰なのか、というのが前半。
ここで休憩をはさみまして(※下天舞台は休憩含め3時間(!)の構成なのです)
後半は黒幕が信長の弟・信行だと発覚。
自分は天下の器ではないと察しながらも、ずっと兄と比べられ埋まらない差に苦しんでいた信行はせめて兄の天下統一の夢を奪いたいと本能寺で信長を焼討ちにする。
ほたるは信長を守り通すことができるのか・・・というのが後半です。
途中割愛してますが(笑)

序盤は桔梗姫として城に入ったほたるちゃんが皆に可愛がれる様子が甘甘で良いです。
愛されヒロイン楽しい(´ω`*)
忍びという正体がバレそうになったり、各キャラのほんの少し怪しい部分というか誰でも黒幕になりえるような言動が垣間見えたりする様子にドキドキする。
単純に(史実的に)考えればあの人が黒幕っぽいけど、この流れならあの人もありだなーとか、この人が黒幕だったら面白いなーとか原作知らないので黒幕を想像しながら見るのも楽しかった。
後半は、敵を騙すには味方からと裏切ったフリをした光秀から信長を殺せと命を受け悩むほたるだったり、兄にコンプレックスを感じる信行に切なくなる反面、信長との甘甘度はどんどん上がってくし、最後の大立ち回りではみんなカッコいいし、なんかいろんな感情爆発でした(笑)

さて、主要キャラについて簡単に感想を。
▼ほたる
まずは、出ずっぱり・姫と忍びの早替え・立ち回りと本当にお疲れ様でした!
変化の術が得意ということで、どのシーンで誰になっているのか混乱するんじゃないかってくらいいろんな生き物・人になる。
もちろん変化した後は変化したキャラの役者さんとバトンタッチなんだけど、次に出てくるときはその人物になっていたかのようなお芝居をしなくてはいけません。
頭の中でいろんなキャラで大変なことになりそうで、本当にすごかった!
あとは忍び装束も姫姿も本当に可愛くて、そして信長を殺すことや信行に対して真っ直ぐ悩み苦しんでいるところもすごく良くて、素敵な主人公でした。
忍びとしては結構感情持ってる系のキャラだなーと思いましたが、こう自分の力をどう使うべきか、どう使ったら助けられるかを考えてるところがネオロマ主人公な感じだなと(・ω・*)
▼信長
とにかくカッコよかった!!
圧倒的な存在感、威厳、貫禄、そういうものが常に滲み出てる正に「信長様」。
桔梗姫に対しては優しく甘く、仲間の将や町人たちへは親しみを込め、豪快でいるようで察しが良いキレ者で、敵には容赦なく・・・お話が信長ルートだった?こともありますがメインヒーローとしてのカリスマ性を感じるキャラでした。
あとは片手で刀を振るうことが多かったのも印象的で、そんなところにも強さが出ていました。
ほたるちゃんとの絡みでは「近う」って近くに呼んだり、楽しそうに干し柿食べてたり、片腕で軽々担ぎ上げたりしてるところがもうたまらないですね・・・(´ω`*)
▼光秀
ほたるの主として、桔梗姫の兄として、信長を守る同志として、ほたるとの関係性が深くておいしいポジションでした。
ほたるのことを、くのいち・妹君・ほたるなどいろんな呼び方してたのも楽しかったなぁ。
特にクライマックス、信長を守ることを命ずるときに「くのいち殿」って敬意を払った呼び方したあとに「ほたる」と本当の名を呼ぶところが好きでした。
あとはとてもきれいな通るお声をしていらっしゃって知的な麗しさ増し増し(・ω・*)
▼秀吉
明るくて、桔梗姫にそっけなくされても好き好き!してるのが可愛くて良いムードメーカー!
でも真っ先に桔梗姫の正体が忍びであることを見破るキレ者で、基本は桔梗姫ラブ!なんだけど信長に害をなすようなら容赦しないという緊張感が醸し出される瞬間があったのが印象的。
姫ラブモードの時と、キレ者武将モードの時の纏う空気の差に惚れました(´ω`*)!
信長や光秀とはまた違ったカッコよさを持ったキャラだなーという感じで素敵でした。
▼蘭丸
可愛らしい姫よりも腕の立つ牢屋番に興味を示してしまう真っ直ぐな青年。
舞台をいっぱいに使い、槍を振るう姿は壮観です。
信長とほたるがいい雰囲気のときに、空気を読まず(読めず)入っていってしまうところが可愛かった!
▼家康
高い身長をきゅっと縮めている姿が可愛い。
女の子が苦手で最初は常に逃げ腰だったのが、ほたるの自然を愛する姿に共感し少しずつほたるとの距離が近づいていくのが癒しでした(´ω`)
▼信行
心に闇を抱え、兄である信長の夢を壊そうとする物語の黒幕。
そこには絶対に超えることのできないカリスマ性を持った兄へのコンプレックスがあり、ラストのどうしてこうなってしまったのか自分の心さえも見失ってしまった姿は切ない。
「あの時から風の音が止まない」というようなセリフがありましたが、「あの時」について説明がなかった?気がして、信行がこうなってしまった大きな出来事が何かあったのかな?とそこだけが疑問。
▼百地
ほたるの師匠。
忍びは主の命を遂行する・夢は必要ないといいながらも、自分まで信行を裏切るわけにはいかないと最後まで信行のそばに付いているところは百地もある意味「情」で動いているのではないかな。
本能寺でほたるを信長のもとへ行かせるところも優しさを感じる。
そんな百地の元で修行をしたからこそ、ほたるも心を持った忍びになったのかなーと思いましたね。

乙女ゲーム原作としてのにやにやが止まらない甘さもあり、立ち回りたっぷり命懸けの熱さもあり、どんどん展開していく物語にも引き込まれました。
休憩中に信長様が客席に出ていらっしゃったのですが、信長様が城下に参られた…と思うくらい(笑)おがけんさんの信長と下天の世界にどっぷり浸かりました。
あと、休憩中に男性のお客様が「正直舐めてた。面白い!」って言ってたのが耳に入り勝手に嬉しくなってました。

キタムラさんのいつもの演出も健在。
最初からテンションを上げてくれるカッコいいOP!
そして今回も、花道と舞台の両方を使うことで完全に暗転になることがほぼ無いのが嬉しい。
暗転が良い効果を持つこともあるけど、多すぎると集中力が切れてしまうので…キタムラさんの演出は物語が途切れることがないのが印象的。

再演、続編期待してます…!
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