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徒然なる朧月夜

アニメ・漫画・舞台・ラジオなど、趣味について気まぐれ更新。

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「新撰組血魂録 勿忘草 弐 原田左之助」の感想です。
遅ればせながらも、やっぱりいろいろ書きたくて(´ω`;;)

ちなみに土方さんの血魂録も買ってあるのですが、原田さんの感想書き終わってからって思ってたのでまだ聴いてません←
なのでしばらくしたらこっそり土方さんの感想も書こうと思います。

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血魂録からの追加キャラの原田さん。
私的には立花さんの勿忘草参加が嬉しかったです(´ω`*)
キャラとしては、史実から結構離れてるような?
勿忘草のキャラはみんないろんな意味で濃いし(笑)、もちろんあくまで創作なので史実とは別物として楽しんでますが、斎藤さんは屯所を離れる(御陵衛士や天満屋イメージ)とか、沖田さんは労咳とか、土方さんは江戸にいたころの話とか、何かしら史実と接点あった気がするけど、原田さんは切腹の理由とかも史実と違うのでオリジナル色の強いキャラかなーという印象。
でも、この原田さんは勿忘草の原田さんとしてすごく面白いキャラで、私は結構好きでした(・ω・*)

最初の出会いは池田屋後、このときは下女として働くことも決まっていないので自分には関係のないヤツと判断された感じで、名前も教えてもらえず通り過ぎてしまいます。
その後、下女として働くことが決まりとりあえず名前を教えてもらうなど存在を認識してもらえました(笑)
第一印象は「バカがうつる」とか「お人よし」とか言ってくるけど、冷たくされてるってよりヒロインに興味ないとかそういう雰囲気な印象。

冷たくされてる感はないけど、私が一番グサっときたのは次のシーンで。
主人公が両親を思い出して泣いてるときに、「辛いなら死ねばいいのに」って言われてたときですねw
このCD聴いたのがちょっとメンタル弱ってる時期だったので、淡々と言われる「死ねばいいのに」は突き放される感があって立花さんの綺麗なお声も相まって精神的にきました(・ω・)
そして、泣き止んだ主人公に風呂場に手ぬぐいを持ってこさせる原田さん。
ここで切腹傷の話があったり、死にたいと思ってるって話があったりしたのですが、最終的に主人公は女として(そういう対象として)雇われてると勘違いした原田さんに襲われかけます・・・!
今まで淡々とした印象だった原田さんなのでギャップが・・・(・ω・*)!
あと、なんとか誤解が解けて逃げ出した主人公に「悪いことしたかな」とつぶやく優しさに好感度上がりました。
口ではいろいろ言ってますが、根ではちゃんと「いい人な部分」を持ってるんだなと。

そして別の意味のギャップが聴けるのは、町で尊攘浪士を待ち伏せしてる原田さんに出会うとこですね。
ここの原田さんの豹変具合と、立花さんの演技が・・・もう、すごいとしか言いようがないです!!
浪士と斬り合いになった原田さんの狂気に満ちた感じが。
あんな殺し方を見せられたら驚いて怯えるのが普通のところですが、主人公は原田さんが敵の刀をギリギリで避けてることに気づいて原田さんにから一目置かれるというか、少し興味を持たれます。
こうやって少しずつ主人公との距離が近づくというか、主人公への興味が出てくれるのが嬉しい(・ω・*)

そしてね、勿忘草の山場の一つはやっぱりCD1枚目のラストですね。
原田さんが過去の話、自分の話をしてくれて。
自分は感情が欠落していて、人を好きになれず、大切な人が死んでも泣けない、感情がないから楽しんでる人が憎くて、同時に世界がどうでもよくなって。
序盤であっさり「死ねばいいのに」って言ってきたのも、大切な人がいないのに生きてる意味は?って原田さんの純粋な疑問だったわけで。
楽しめない世界で死ぬ理由を探しながら生きてるっていうのが、切な過ぎました。
それと同時にそれを主人公を話し相手として認めてくれたのが嬉しかった。

後半(CD2枚目)は怒涛の展開でしたね。
相変わらず死にたいと口にする原田さんに、主人公が自分のために生きてと。
否定しつつ、若干動揺してる原田さんが好きです。
驚いてるからってのもあると思うけど、少なからず主人公の言葉を受け止めてくれてるゆえの動揺・・・だと思いたい。

ここから色のシーンに入るのですが、きっかけは原田さんの、主人公の気持ちを試させてという言葉。
主人公は1年間も原田さんのことを考えるくらい原田さんのことを想ってる(=好き)だと思うんですが。
原田さんはここから主人公に対する気持ちを少しずつ自覚してく感じかな。
お互い明確に言葉にしてないけど、自覚してないだけで両思いだったんじゃないかなと(そう思いたい)
あと、本当に主人公が想ってくれてるのか、今まで持ったことのない感情を自分が持てるのか、試すって言いつつ覚悟を決めてるようなのに弱さみたいのが垣間見えてときめく。
このシーンで一番好きなのは目隠しのとこですね!
目隠し自体も素敵シチュエーションなのですが、そのときの「真っ直ぐな目は自分が知らない自分を引きずり出しそう」って原田さんの言葉が好きです(・ω・*)
それって主人公に対して、明かしてない気持ちとか無自覚な感情があるって言ってる気がして。
でも、目隠しを一回拒否した主人公に「俺のこと好きじゃないの?」って言ったのは、沖田さんのときの好きなら受け入れてよってのじゃなくて、単純にこう言えば拒否できないだろうって計算な気がして、ちょっと「あ、悪い男に捕まる感じってこういうのかな」って思ったけどww
私的にちょっと・・・って思ったのは最後の「こういう欲がないわけじゃない」ってとこかなー。
セリフ自体はドキドキするんだけど、序盤の勘違いで主人公に手を出しかけたのとかを考えると一瞬誰でも良かったのかなーと。

そして主人公を好きになるために毎日主人公の元に来る原田さんが可愛い!
今は死にたいと思わないという原田さんの変化が嬉しくて幸せ。

そんな両思いになりつつある二人が夜の散歩に。
(ここのトラック、前振りの時点でちょっと嫌な予感がしました・・・。)
散歩の途中に浪士に囲まれてしまう二人、敵を倒していく原田さんですが、浪士が原田さんではなく主人公に斬りかかります。
・・・相手が死ぬことは覚悟しながら聴いてましたが・・・まさか主人公が死ぬとは・・・呆然としました。
主人公のおかげで世界に色が付いたこと、主人公を好きだと思い始めたこと、死なないで欲しいと叫ぶ原さん。
生きる意味を突然失ってしまい、世界が色あせると同時に死ぬ理由もでき、主人公の元へ行くと。
最後の「愛してる」に主人公への気持ちがすごくこもってて、さらに切なくなりました。


原田さんのお話は、切ない部分がありつつも泣くほどじゃないかなーと思ってたら、最後の最後に持っていかれました。
聞き終わった後の呆然具合ww
最後の立花さんのフリートークで少し持ち直しましたが、本当に予想外の展開で。
こういうこともあるのかーと、今後の勿忘草に対する覚悟がさらに高まりましたww
いや、がっつり泣かせてくる感じは嫌いじゃないですが!
原田さんCDの難点は、黙秘録の分も血魂録に入れてる?感じで時間の進みが早くて、主人公と会う機会が時間の経過のわりに少なかったことですかね。
今後同じく血魂録からの追加キャラで永倉さんもいますが、どうなるのかなー。
私的には原田さん、結構好きでした。
いろんな感情や表情が出てくるのが楽しかったし、ふいに見せる可愛さとか弱さがたまらなかったです。
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