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徒然なる朧月夜

アニメ・漫画・舞台・ラジオなど、趣味について気まぐれ更新。

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「舞台 遙かなる時空の中で3」観に行ってきました。

舞台遙かシリーズ10周年記念企画ということで、まずは10周年おめでとうございます。
もう10年なんですね。
舞台遙かは舞一夜再演から見始めて、美しい世界観と力強い物語に惹かれて、全作品を見ることはできていませんが、どの作品も大好きです。。
アニメは見たことがありますがゲームは何れも未プレイで、それでも舞台遙かは観に行きたいと思わせてくれる魅力がありました。
記念企画とは言わず、これからも舞台遙かシリーズが続きますように!!

ネタバレ感想書きますが、これから観劇予定の人は見ないことをオススメします。
千秋楽は配信があるようで…!

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開演前アナウンスはヒノエ。
「こんにちはー…元気が無いなー?もう一回」とやっていたので生ナレのよう。
開演前からヒノエの“神子姫様”が聴けてテンション上がる!
終演後アナウンスは望美だったかな、休憩入り・終わりは白龍。

あらすじざっくり。
舞台は異世界の平安時代・源平合戦。
主人公 望美が龍神の神子として召喚され、源九郎義経率いる源氏の一員として戦うことを決意する。
しかし平家の奇襲にあい、九郎率いる軍は壊滅状態となってしまう。
白龍の力で現代に送り返された望美は、再び異世界へ戻り、運命を変えるよう奔走する。

※以下、遙か3の知識はOVA「紅の月」のみの者の感想です。

望美!かっこよかった!!
殺陣もとても上手かったし、迷いのない思い切りの良い太刀筋が素敵だった。
仲間を守れず涙し、再び戻ってきた世界で迷い無く突き進む姿も応援したくなる。
朔との神子コンビは華が合って癒される…でも二人とも強い。(物理)
そしてとても聡明。
運命を変えるためどうしたら良いか、ただ情に訴えるだけでなく利害や戦況を説くところもかっこいい。

八葉。
今作はあまり八葉と神子という関係性はメインで描かれていない感じ。
八葉というよりは、一個人として源氏または望美に協力しているイメージ。
一応「神子の近くに居ると力が沸く」というようなセリフがあったけど、明確に力を与えたり、“八葉だから神子を守る”というような描写は少ない。
▼青龍
並んだときの衣装の対比が綺麗。
青龍の青は共通で、九郎の白と将臣の赤が映える。(源氏軍と平家軍の旗の色なのね)
九郎は典型的な素直じゃない系キャラだけど、信念と仲間に対する想いや情がちゃんと描かれているので冷たいのではなく不器用なんだということがちゃんとわかって微笑ましくなる。
将臣、平家の還内府…良い設定ですね。
望美の“源氏の神子”との対比が切ないのですが、物語の設定としては熱い。
そして望美と距離が近くてニヤニヤとドキドキが止まらない。
▼白虎
白虎コンビ可愛い~!
アドリブパートもあって、温和な譲と軽やかな景時のやりとりが可愛い。
譲は先輩スキスキな感じが全面に出てて、望美が将臣を心配したり、他の人と居たりすると寂しそうな嫌そうな顔をするのが可愛くもあり危うくもあり…。
セリフの半分が「先輩!」なのではと思うほど呼んでる(笑)
景時はアニメで見たときはいろいろ抱えてそうだなぁという印象だったけど、舞台版でもそこまで深堀りされず、良いお兄さんという感じ。
戦闘では長身飛び道具コンビでスタイルの良さがすごい。
輝馬さんは別舞台でも拝見してスタイルいいなぁと思ったけど、輝馬さんと普通に並んで違和感の無い千綿さんのスタイル…。
譲の袴のようなスラリとした衣装もぴったりで着こなしてる。
▼朱雀
九郎の側近の弁慶と、熊野水軍の頭領ヒノエの組織のブレーン組。
弁慶は動くたびに羽織っている布(名前が…)がふわりと舞うのが綺麗。
温厚でみんなの中継ぎ役でありつつ、源氏の勝利のためなら利用できるものは利用する強かさのギャップが良い。
ヒノエはもうありがとうございます、可愛いかっこいい。
熊野の頭領として戦況を見極めようとする冷静さと、望美に対する甘さと、おいしいところを持っていくかっこよさと…ごちそうさまです。
キャスト発表された時点でありがとうだったけど、実物を見てさらにありがとう。
杉江さんは、見た目や動きもキャラに寄せてくださるけれど、それ以上にキャラの雰囲気をまとうのが上手な役者さんだなぁと別舞台のときも思いましたが今回も。
▼玄武
静かだけど存在感のあるリズ先生と、美しい敦盛。
リズ先生は何かを知っているようで、だけど本作中では明確に語られず謎の存在。
マントに弱いので、衣装が最高。
敦盛はビジュアルが女性的で美人…!
正体が怨霊であることや、クライマックスでの黒龍の逆鱗を奪取など見せ場たっぷり。
今回は苦しみながら、望美から一筋の希望を得たような感じなのでもっと幸せになってほしい。

▼平知盛
誠治郎さんおかえりなさい、出演ありがとうございます。
誠治郎さんを知ったのがまさに舞台遙かだったので嬉しい。
そして今回のラスボスポジションとして八葉と対峙するのが面白い。
殺陣は安心安定のかっこよさ、余裕と戦闘狂な雰囲気が色っぽくて素敵。
▼白龍
人の姿をしていても龍神だと思い知らされる神々しさ。
ふんわりとした布を纏う衣装も素敵。

どのキャラも衣装が素敵。
歴代舞台遙か含め、衣装が最高すぎて言葉にならない。
ふわりとした袖や羽織、重さを感じるマント、細かな装飾や武具…。
殺陣も多いからきっと衣装さんがたくさん工夫をされてるんだろうな。
毎度のことながら、OPなどでキャラが勢ぞろいするところは圧巻で鳥肌が立つ。
美しい。
和モノ系の舞台はいろいろ見てきてるけど、遙かの衣装が一番好き。

▼思ったこと箇条書き。
・2周目に異世界に来たあたり、白龍が望美の袖をきゅっと握るのが可愛かった。
・2周目、九郎に腕を取られる前に九郎の腕を掴む神子、男前すぎて惚れる。
・景時、式神のオオサンショウウオを連れて登場。
譲「話したりできるんですか?」、景時「できるよ」
譲「こんにちは」「こんにちは(裏声)」
・ヒノエの頭を撫でようとして拒否られる弁慶。
・クライマックス、熊野水軍が赤旗から白旗に変えるところおいしすぎる、ずるい。
・黒龍の逆鱗を前に力を弱める望美。
「力が入らない…」といいながら怨霊を4体くらい斬ってる姿に「強い…」という言葉しか出ない。
毎回のことながら、神子の一生懸命さは尊くて綺麗で憧れ。
・エンディングは九郎メイン?
「これからも共に。戦いが終わったら気持ちを伝えたい。」…プロポーズかと思った。
マルチエンドじゃないとしたら、今作は九郎メインって感じなのかな。
中盤の望美から九郎への「荷物を一緒に背負わせてください」からの、終盤の九郎から望美への「一人で背負う必要はない」の流れが良かった。
守る・守られるではなく、互いに背中を預けあってる感。(乙女ゲー笑)

▼思ったこと箇条書き(演出系)
・OP、四神ごとに立ち回りがあってキャスト紹介の投影は今までと同じような演出で嬉しい。
・OPとか八葉であることがわかったときに当たるスポットライトがカラフルになってた。
ちょっと色がキツかったから、今までの白の方が統一感があって好きだったな。
白い光の中に全員のシルエットが浮かぶのとか綺麗だった。
・セットの段が木材そのものって感じなのでもう少しセットとしての装飾とかがほしかったかも。
・2周目の話のテンポが良かった。
“巻き戻してやり直す”なので同じシーンとかも入るからダレるかな?と思ったけど、望美の行動力のおかげで話がスピーディー。
・遙かはキタムラさんの演出で入ったけど、遙か5とか下天で西森さん演出も見てきてるから少し慣れてきた。
映像演出はわかりやすいし演出としてアリだとは思うけど、怨霊の姿を映像で出すとちょっとチープに見えるのが残念。
再演でキタムラ演出版とかになったらそれはそれで面白そう。
どっちが良いとかではなく、二度おいしい的な感じで。
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