2019/12/08 (Sun) ハイステ飛翔。

『ハイパープロジェクション演劇「ハイキュー!!」"飛翔"』行ってきました。

感想書きそびれてますが、11月に東京公演で既に観劇。
今回の凱旋で2回目でした。

今作は春高の試合開始直前までのお話。
前半は年明け、初詣から春高が始まるところまで。
後半は時間を遡って、12月のユース合宿、疑似ユース合宿。

原作未読なので東京の陣と同様初見のお話。
アニメより舞台が先に進んでるので、キャラの声や動きは舞台キャストさんが先行っていうのがなんだか新鮮で面白い。
来月からとうとうアニメも春高かな？楽しみ。

11月に観たときより会話の間とかテンポがよくなってる気がしたな。

今回オープニングから、物語中にもよく出てくる言葉。
「繋がなければならない、託さなければならない」
なんだかたくさんの意味が込められているようで初っぱなから感動。
バレーというスポーツでの、ボールを繋ぐという意味。
春高で引退となる3年生から後輩への言葉。
代替わりとなった新生烏野への想い。
過去の物語の映像が流れたりするんだけれど、もちろんそれは今までの烏野キャストの映像で。
その映像と今作の烏野キャストが並んでいて、この言葉が流れるのとかね。
スタッフさんもキャストさんも、代替わりは大きな出来事で大事に扱わなければならないと考えてくれているような気がして嬉しい。
前キャストは卒業したけれど、想いは繋いでいると思える演出で素敵。

初詣から東京に向けて出発、旅館での出来事は明るめ軽めの話で楽しい。
3年ズは心配性でお参りしまくってたり、もうすぐ引退だとしんみりしてみたり。
清子さんが3人を励ましたり、いつも通り。
2年ズは相変わらず身体能力もテンションも高め。
田中の幼馴染みの叶歌ちゃんが初登場。
お芝居はあんまり慣れてないのかな？って感じの話し方だけど、スタイルは抜群。
叶歌ちゃんに再開したテンションで半裸になる田中（笑）＠鐘ケ江さんの筋肉がすごい。
1年ズは可愛い。
日向と影山は今作でも走りまくってパワフル。
醍醐さんは特に代替わりのプレッシャーあっただろうなと思ったけど、堂々とした日向でとても良かった。

後半はユース合宿の影山と、疑似ユースに勝手に潜り込んで球拾いをする日向がメイン。

ユース合宿の話がきて、武田先生が「ビックニュースー！」と駆け込んできていい間違える、からの鵜飼コーチがのり突っ込みするシーンは日替わり。
武「膝から下ブース！」（ビックニュース）
鵜「美ボディだけど膝から下はブス！」
（ズボンを捲り上げる鵜飼コーチ）
笑いをこらえながら影山に話しかけたら、つられて影山が笑い出して後ろ向いちゃったの面白かったww
武「膝下が綺麗だったので笑」

合宿は、ひとつのステージで同時に両方のシーンをやったり、対になっている感が楽しい。
ユース組は新キャラの他校メンバーも出てきて華やか。
みんなに絡まれてく影山面白すぎ。
慎重派でテンション低めな佐久早さんが気になる。
宮の言葉に翻弄されてメンタル崩れかける影山は見てて辛い。
赤名さん初舞台って聞いたけど、クールに見えて天然で繊細で熱血な影山をしっかり演じててすごい。
荒ぶる影山と田中を止める大地さんと菅さんの保護者感が好き笑
日向は悩みながらも自分で学ぶものを見いだして、影山のメンタルも救って光属性。
悩みが晴れて、プレーが繋がり始めるシーンの空の映像とバイオリンのメロディがかっこよくて気持ちいい。
ハイステの音楽どれもかっこいいし、いろんなジャンルの音楽を学校とかによって使い分けてて面白い。
余談、試合ユニはシャツインだけど、練習のTシャツ姿は跳ぶとみんなすごく腹チラしてて、ね。

クライマックスは春高試合直前、靴をなくす日向（笑）
パニックになる日向に対して、菅さんが優しく「死なないから」って言うのとても好き。
菅＠一ノ瀬さんの言い方も相まって。
落ち着けとかじゃなくて、そのくらい大したことじゃないよって感じでフォローするのが良い。
最後は清子さんの話も。
過去に陸上をやっていたこと、いちから烏野マネージャーを作り上げたこと、後輩に繋がなくてはならないこと。
清子さんのおかげで無事に靴は日向のもとへ届けられ、いよいよ試合開始というところで今回の物語は終了。

カテコ、赤名さんのにぱにぱの笑顔が可愛いかった。
影山はずっと眉間に皺寄せてるタイプなので、素とのギャップがあってインパクトあって印象的。

まだまだ続きそうで、次作も楽しみ。