2019/07/11 (Thu) エリザベート2019①

東宝ミュージカル「エリザベート」行ってきました！！
今回のキャストどーしても観たかったから、行けて本当に良かった。

7/7夜公演。

古川さんがトートやると発表されて、とても嬉しかったし観たかった！！
自分の最初のエリザベートは宝塚だったので、トート閣下のイメージは中性的美形キャラ。
「死」という概念なので誰がどんな風に演じても良いのですが、あくまで自分のイメージ。
誰に演じてほしいかなぁと妄想する中で、黒執事の古川さんの人外っぷりを見てこれだと。
今まではルドルフ役でしたが、いつかトートをやってくださらないかなぁと思っていた矢先、こんなに早く見れるとはという感じで、妄想が現実になりました。

古川さんのトートはビジュアルはまさに人外美形。
美しすぎ、銀髪似合いすぎ、足長すぎって感じで存在がこの世のものとは思えない。
見た目に反してシシィへの振る舞いは想像以上に人間味があって、愛にも溢れてて可愛い！
木から落ちて黄泉から帰ってきたシシィがトートに声をかけたとき、（たぶん）手を口元に持っていって振り返ってるのとか「俺のこと…見えてる？」って喜んでた感じだし。
度々シシィの前に現れるときも歌声が甘い。
シシィを愛している気持ち半分、優しく囁けば人間は堕ちると思っていそうな感じ半分。
ルドルフとのシーンも最高。
子ルドがトートを見ているときは優しい友達の顔だけれど子ルドが背を向けた瞬間良いエサを見つけたと言いたげな顔で銃（グリップの方）を向けるのとか。
大人ルド＠京本さんは、国を想いつつも王座という言葉にも惹かれているような、少し幼く危うさがあるような雰囲気。
トートとの絡みは耽美…闇広もマイヤーリンクも視覚のインパクトが凄まじい。
死の口づけは、もっと短い（ルドがサッと命を渡してすぐ自殺の）イメージだったけど、こんなゆったりしたシーンだっけ？？ってくらい、口づけの後も一瞬見つめあうような時間があったり。
あと、ルドから命を差し出すイメージだけど、閣下からもらいにいってたよ。

お花様のシシィは言わずもがなですね。
絵画のように美しく、歌声も素敵、とくに「私が躍る時」良かったなぁ。
勝ち誇り自信に満ちたシシィの力強さが素敵だった。
シシィが強気だとにフラれるトート閣下の可愛さも際立つ（笑）