2013/09/01 (Sun) 京都乱舞。

「劇場版 薄桜鬼 第一章 京都乱舞」見てきました！！

ストーリーは、出会ってから鳥羽伏見までのアニメの1期の内容。
アニメで12話あったのをどうやって2時間に収めるのかと思ってたけど、お話良かった。
話の流れは同じだけど、所々結構オリジナルの要素があって。
劇場版は、話を大きく変えすぎると薄桜鬼じゃなくなる気がするし、かといって変えないと“劇場版”にならない制約があるから。
流れを変えすぎないで、でも新しい場面を入れて、2時間にまとめて・・・っていうのを考えると面白いお話になってたと思う。
まぁ、愛による贔屓目線は多少加味されてるけどｗｗ

でもやっぱりカットしてるところも多くて時間経過も早いから、薄桜鬼初見の人には少しわかりにくいかもしれない。
人にもよるかもしれないけど、私的にはこういう話の展開もだな！って楽しかった。


公開してまだそんなに経ってないので、詳しくはネタバレ感想で。

劇場版だけあって、やっぱりTVシリーズより絵が綺麗だった。
特に背景と、襖越しの光と影の感じとか行灯とかが良かった。

あと、オリジナルシーンも気に入ったところたくさんあって、おいしかったです。
細かいオリジナルも多いので言っていくときりがないのですが。
変若水を皆に渡すシーンがあったんですよ。
ゲームではどういう経緯で変若水を得たか描かれてないけど、劇場版では皆が一斉に受け取るんですよ。
使うかどうかは任されて、実験の責任を取ると受け取って、そのときのそれぞれの気持ちと今後のことを考えるといろいろたまらなくなる。
あ、南雲に連れて行かれた千鶴をみんなで迎えに行くところとかは甘々で楽しかったです(´ω｀*)

カットされてる場面は多いけど、事件丸々カットだったのは蛤御門と油小路かな。
蛤御門で明かされるはずの情報は池田屋の場面に組み込まれた感じ。
油小路はほぼ描写がなくて、急に平助が倒れた形になったから、そこが一番初見の人にはわかりにくいんじゃないかと思った。
あとは、お千ちゃんが出てないんだよね。
鬼であることは、ちー様がきっかけでほぼわかる感じで。
お千ちゃん好きだから出て欲しいんだけど、第一章で出ないと二章も出ないかなー。

各キャラについて一言感想。
土方さん。
千鶴とのシーンが一番多かったかな？糖度も気持ちちょっと高めだった雰囲気。
沖田さん。
からかうより労咳メインのシーンが多かったから、いじわるってより儚さの方が強い感じがしたかな。でも千鶴に対して「斬る」は健在。
斎藤さん。
刀の手合わせ、桜のシーンとかゲームスチルのシーンが結構描かれてるし、オリジナルのシーンは少な目だった感じだからわりとキャラの雰囲気はそのままって感じ。
左之さん。
千鶴とのシーンはあんまり多くないかな、でも「男が女を守るのは正義」のシーンあってよかった。
平助。
御陵衛士の場面が少ないから葛藤とかがゲームとかよりわかりにくいかもしれない。けど最初から千鶴に対して優しかったの可愛かった。
ちーさま。
出るシーンに大きな変化がなかったから印象はあんまり変わらなかったけど、お千ちゃんの「千鶴を嫁にしようとしてる」って説明するシーンがなかったから、嫁にするために千鶴を奪おうとしてるっていうより同じ鬼だから保護しようとしてるって感じになってた雰囲気。

メインキャラはこんな感じですかね。
やっぱり土方さんルートに進むっぽい雰囲気で、土方さんとのシーンが多かった印象。
ちゃんとそれぞれと一対一で千鶴と絡むシーンもあったけど(･ω･*)

第二章はどんな感じになるんでしょうね。
第二章で完結・・・？
後半はそれぞれが新選組から離れていくシーンが多いから、カットしすぎると離れる理由とかがはっきりしなくなっちゃうし。
離れたこと自体モノローグで終わりとかも考えられるけど、やっぱりそこはちゃんと描いてほしいかな。
沖田さんは羅刹になったけどどうなるのか・・・。
土方ルート、沖田羅刹ってやっぱりアニメと同じような最期になるのかな・・・そこも気になる。
公開は半年先かー(･ω･)